2004年3月3日 友人と武奈ヶ岳へ

いやーーー、今日は冬山でしたよ。先週とえらい違いですわ。←ここだけ、3月3日に書いた。(^_^;)

友人が、「一度、冬山に行きたい」と言うので、冬山らしく、かつ、条件が良ければ短時間に登れる武奈ヶ岳にした。
一応、状況を把握しておこうと、前の週(2月25日)に登ったのだが、その時は「春山」だった。
「こりゃ、らくちんだわ」と思っていたのだが、当日の朝、湖岸道路を走ってると雪が降ってきた。
「うわ、比良も雪かもしれんなー」と、一応、その心づもりをした。
京都から来る友人とは、JR比良駅での待ち合わせ。彼を車に乗せて、リフト前へ。
早かったので、一番のリフト・ロープウェーで上にあがった。
雪は降っていないけど、案の定、新雪は積もっている。それも、固まった雪の上の新雪だし、ちょっとやっかい。
とりあえず、武奈ヶ岳への一般ルートを行くが、踏み跡があるのはイブルキノコバまでだった。
先行者が、スゲハラのほうに行っているのだが、そのルートの冬は私自身よく知らないので予定外。
一般ルートは赤いテープがあるし、何度も行ってるルートなんで、大丈夫ということで進む。(一応、ラッセル)
凍った雪の上に10〜20センチの新雪が積もっており、傾斜が強くなると滑る。固い雪を蹴りステップを作る。
こういう時はアイゼンが有効だと思うのだが、こんなところでアイゼンを使うのは、なんともしゃくなので使わずに登る。
大筋、ルートを間違わずに、コヤマノ岳分岐に到着。ここまで来ると先が見えるのでホットする。
あとはのんびりと最後の登りだ。頂上はガスっぽく、ほとんど展望なしで、「冬山らしい」頂上だった。

雪は降ってなかったけど、ちょっとしたラッセルが経験できて、まあまあ良かったんではないかと思う。
でも、ほんとの冬山は、もっともっと厳しいのですよ。

ロープウェー山上駅9:33→八雲スキー場9:48→イブルキノコバ10:04→コヤマノ岳出合10:53→
武奈ヶ岳11:17着 11:30発→→八雲スキー場12:13    歩行数 約13000歩


コヤマノ岳ルート出合を過ぎて少し行ったあたりからの武奈ヶ岳 頂上は見えない。


先週来たときは、こんな所に雪はなかったよ。

釈迦岳駅から山上駅方面を見る

今日は山上駅の前から武奈ヶ岳が見えない。

八雲スキー場  写真に写ってるのは友人です。

先週と違い、新雪が10cm〜20cm積もってる。

イブルキノコバ やっぱり先週より時間がかかった。
ここからは足跡がなく、テープを頼りに進む。

樹氷が綺麗だった。

凍った雪の上に新雪が乗った状態。

平坦なところでは潜るのだけ注意すればいいのだが。

傾斜が強くなると非常に滑りやすく難儀した。
こういう日に、傾斜部でアイゼンを使うと楽だと思う。

コヤマノ岳ルートとの出合、ここまで来るとほっとする。

武奈ヶ岳頂上。

西南稜方面はごらんのとおり。
カメラの内部が湿気てしまい、写真が撮れなくなったので、
今日はこれで終わりです。

友人は初めての冬山だというのにスタスタ行く。
自分にスタミナが無いのを痛感した。
今年は、昨年以上に体力作りをしなければ・・・


女の人の団体さんがいた。どこかのツアーらしい。
12本爪のアイゼンを履いてる人もいた。
うーーーん、12本爪は氷壁用だと思うんだけど・・・

ちなみに、我々は、アイゼンを持ってたけど、履かなかった。

この3枚は、友人がアナログカメラで撮ってくれた写真を
スキャナで読み取ったもの。
どうしても、ぼけた感じになるなーー。

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