2004年3月14日 本願谷より矢筈ケ岳へ

もともと、この日は愛宕山に行こうかと思っていたんだけど、日曜日だし、人が多かったら嫌だなーと思い、やめた。
前日ぎりぎりまで行くところが決まらなかったんだけど、夜、Webの「田上の風土資産」を見ていて、このコースに決めた。
決め手は「最も人の入らないコース」ということで、途中までは道があるが、最後のほうははっきりしないのも魅力だった。
迎不動をすぎ、天神川林道が谷をまたいでいるところの手前右側に取り付きがある。
なんとなく、最初の道の付き方が尾根に登るような感じで嫌だが、少し行くと谷沿いになる。
道ははっきりしている。昔は多くの人が歩いたのだろうが、最近は少ないような雰囲気の道で、朽ちた木橋が多い。
明治の堰堤、3号堰堤、5号堰堤とあり、5号堰堤を過ぎると、道が不明瞭になっていく。
3号堰堤と5号堰堤の間に、右から岩ばかりの谷が流入している。面白そうだが、単独ではちょっと怖い。
田上の風土資産」には、「(5号)堰堤から約600mさかのぼったところで谷は分岐し、登山路が不明瞭になる。」とあるが、
谷の分岐はそれまでにもいくつもあり、ここに書かれている谷がどれなのかわからない。
適当にルートファインディングをし、途中で右方向のゆるやかな谷にはいるが、そのうち流れがなくなり、ツメになる。
ツメは疎林だが、どこを行ってもおんなじような感じで、どこへ行けば正しいのかわからず、適当にツメた。
最後にちょっとだけ藪こぎして出たのは、矢筈ヶ岳と不動越を結ぶ道だった。
時間はかかったが、けっこう面白い山登りでした。パーティで来る機会があれば、岩の谷を遡行してみたい。

家8:10→三代堰堤8:26→迎不動8:50→本願谷取付8:57→古堰堤9:04→第3堰堤上部で小憩9:13→第5堰堤9:23→
谷の分岐9:56→尾根道に出る10:05→出合峠10:25→矢筈ケ岳10:37→出合峠10:48→笹間ヶ岳への道11:27→
御仏河原11:29→天神川林道11:50→登山口バス停12:04→教育キャンプ場経由で家に帰る。 歩行数 約20000歩


矢筈ケ岳頂上からの笹間ヶ岳


小山池と南郷の山(左から、立木・袴腰・岩間)

天神川林道が谷をまたぐ手前の右側が本願谷の入口

最初はこんな谷

こんな道で、わりとはっきりしている。

昔は多くの人が歩いたようだけど・・・・・

朽ちかけた木道、80kgの僕が通ると折れそう。

明治26年に作られたという堰堤

春やねーー
← 3号堰堤の上部広場で小休憩


↑ 完全に朽ちた木道、こんなんが多い。
← 右手から岩の谷が流入、機会があれば入ってみたい。

5号堰堤、右手に道がある。階段状。

5号堰堤をすぎてしばらく行くと、道がとぎれとぎれになる。
なかなか面白くて、ちょっと難しいルートだ。

迷いながら谷をツメ、最後は藪こぎでここに出た。
5号堰堤からここまで40分ほどかかっている。

出たのは、左に赤いテープ、右に黄色いテープの場所だ。

矢筈ケ岳頂上、家から2時間半ほどかかったよ。

出合い峠を下る。

快適な道が続く。

笹間ヶ岳への道に出た。

ここが御仏河原らしい。

休憩所になる岩場。(なめ状)

天神川林道に出る。日曜日なので車が多い。

山の写真のページTOPへ

fishmlホームページ  湖南アルプスの麓から
お魚情報館  うなぎ情報館

inserted by FC2 system